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2017年5月9日火曜日

18世紀のフランスでは、誕生後に赤ちゃんを乳母に預けたり、里子に出すという習慣があったという。
当時の資料によると、1780年にバリで生まれた子供は2万1千人で、そのうち母親のもとで育てられた子供は1000人にも満たなかったという。
他の2万人の子供達は、里子として遠方に送られてしまっていた。
背景としては、経済的に厳しい家庭にとって、子育ては負担が重く、女性は出産後すぐに復帰する必要があったからだという。
日本でもヨーロッパでも、「母親が子供を育てる」という価値観は当たり前ではなかったのである。

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