Amazon

2017年6月24日土曜日

中央銀行が国債を購入する財政ファイナンスは、通常の経済状況では3つの副作用が生まれる。
1つはインフレ、2つ目は国債価格の下落、3つ目は通貨安である。
しかし、現在の日本には全く当てはまらない。
消費者物価指数は目標の2%上昇にほど遠く、10年国債でもゼロ金利であり、2016年初めの120円から比較して円高が進んでいる。
金融緩和の3つの副作用が全てプラスに働く国は、現在の日本くらいしかない。
アベノミクスは、この好条件を活かして、財政再建を進めてきたのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿