詐欺師の歴史を調べると、戦後間もない頃の東大生によるヤミ金融の「光クラブ事件」を除くと、「天下一家の下位事件」にしても「豊田商事事件」にしても、一般人を巻き込んで大騒ぎになり、何十億、何百億、それどころか千億単位の金を集めるような事件の犯人は、中卒・高卒で叩き上げてきた人が圧倒的に多い。
詐欺を働こう、他人をだましてやろうと言うとき、インテリだあればあるほど「この程度のことで騙されるんだろうか」と考えて、実行をためらってしまうのかもしれない。
一方で、この種の詐欺師たちは、自分の周囲にいる人々の思考をよく理解していて、「人間はこの程度のもので騙される」ということをよく理解している。
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