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2017年6月12日月曜日

メンタルヘルスの世界では「適当」が非常に大事である。
認知療法が挙げるメンタルに悪い考え方のパターン、つまりうつにかかりやすく、治りにくい思考パターンには、この「should思考」や「二分割思考」がある。
「should思考」とは、自分に対して「こうでなくてはいけない」という規制が強すぎる考え方である。
「二分割思考」とは、シロでなければクロ、味方でなければ敵と、両方の間に無限にあるグレーを認めず、二つに分けて考えてしまう考え方である。
味方だと思っていた人が自分の批判を少しでもすると、敵になったと認知してしまう。
この二分割思考わ完全主義がくっついてしまうと、満点でないと0点と同じ、という発想になってしまう。
また思い込みによる決めつけや、一部を見ただけで全てそうだと考える「過度な一般化」もメンタルに悪い思考パターンとなる。
「いいかげん」とは「適当」は、そうした考え方の対極になる。

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