アメリカ軍は終戦後しばらく日本に駐留したが、この駐留経費は日本が負担することになっていた。
1953年の参議院の国会答弁書によると47億ドル(当時の日本円換算で5100億円)にも及んでいる。
1953年時点の日本の゜国家予算が1兆円だったので、年間国家予算の半分が駐留経費ということになる。
1953年時点の日本の゜国家予算が1兆円だったので、年間国家予算の半分が駐留経費ということになる。
しかも47億ドルの駐留経費には朝鮮戦争での国連軍の経費も入っていた。
日本は朝鮮戦争の特需によつて経済が回復したとされるが、朝鮮戦争の特需は直接的なものが10億ドル、間接的なもので36億ドルとされている。
つまり、日本がアメリカに支払った駐留経費の方が、朝鮮戦争の特需で得られた経済的恩恵よりも大きかったのである。
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