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2014年2月10日月曜日

「平行線は交わらないもの」と考えられてきたが、ドイツの数学者ベルンハルト・リーマンは、平行線を球面上で考えて、「平行線は交わることがある」と気づいた。
地球儀の上で平行線を引いたら交わったので、これを公理系に発展させ、「リーマン幾何学」を確立した。

実は、リーマンはキリスト教の牧師の息子で、もしリーマンがユダヤ教徒やイスラム教徒だったら、この発想は出てこなかったかもしれない。

ユダヤ教、イスラム教だと、神と人間は永遠に交わらず「平行線」のままだが、キリスト教は、神であり人間であるイエス・キリストという特異点があるので、「交わらないものが交わる」という発想に至ったのかもしれない。

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