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2014年5月6日火曜日

IOC(国際オリンピック委員会)は、実は単なる任意団体であり、国連とは無関係。
その活動は国連から認められ、2009年国連の「オブザーバー資格」を与えられ、国連に参加はできるが議決権はない。

国連加盟国は193カ国だが、IOCに加盟しているのは204の国と地域である。

古代ギリシャで4年に1度、スポーツの祭典が開かれ、期間中は休戦していた事を知り、「平和の祭典」として、フランスの貴族出身のピエール・クーペルタンがオリンピックを始めた。

クーベルタンが1894年にIOCを設立した時には、趣旨に賛同してヨーロッパの貴族の友人が15名資金を出してくれ、全て委員の自己負担で第1回アテネ大会を開催できた。

現在のIOC委員は、定期的に開催される会議に出席する際、交通費や宿泊費、日当は出るが、それ以外は無報酬である。
そのため、世界に103人いるIOC委員のうち、経営者や会社役員が29人、政治家が13人、王室関係者が11人と富裕層が上位を占めている。
他にメダリスト26人、オリンピック出場経験者が39人いる。

IOC委員の出身地域は、ヨーロッパが44人、アジアが23人、南北アメリカが18人、アフリカが12人、オセアニアが6人となっている。

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