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2014年5月6日火曜日

朝鮮半島の地図を見ると北緯38度線とは異なる線が引いてある。
これは国境線ではなく、朝鮮戦争開始から3年後の1953年7月27日に、板門店で結ばれた休戦協定で決まった軍事境界線(休戦ライン)である。

軍事境界線からそれぞれ2キロは非武装地帯となっており、軍事施設の配備は禁じられている。

ちなみに板門店とは、かつて「板門店」という店があったことから名付けられた地名で、ここは共同警備地域であり、国連軍(米軍)、韓国軍、北朝鮮軍が共同で警備に当たり、双方の軍の連絡窓口になっている。

ここには双方の直通電話があり、朝晩2回、定時連絡をしていたが、2013年3月11日に北朝鮮が「休戦協定白紙化」と言い出してからは、韓国側から電話をしても北朝鮮側は電話に出ない。

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