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2014年7月20日日曜日

アメリカの量的緩和縮小の報道で、新興国通貨が乱高下し混乱した

新興国市場が不安定になったのは、新興国の経済成長がそろそろ頭打ちになりつつあるという認識が、量的緩和縮小によって顕在化したためである。

<BRICsの5カ国のGDP(2012年)>

中国    5兆2271億ドル(世界174カ国中2位)
ブラジル  2兆2527億ドル(7位)
ロシア   2兆148億ドル(8位)
インド   1兆8417億ドル(10位)
南アフリカ 3843億ドル(26位)
(参考)日本  5兆9597億ドル(3位)


<BRICsの5カ国の1人当たりGDP(2012年)>

中国    6091ドル(79位)
ブラジル  1万1340ドル(53位)
ロシア   1万4037ドル(41位)
インド   1489ドル(10位)
南アフリカ 3843億ドル(26位)
(参考)日本  4万6720ドル(12位)

ロシア、中国、南アフリカではインフレ率は3~5%程度と安定しており、ブラジルも2桁近い水準から落ち着いてきている。
しかしインドのインフレ率は2桁を超えており、インドの通貨下落は、この高いインフレ率が背景となっている。

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