財政破綻の確立を確認する経済指標として、国債のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の先物商品がある。
各国の国債が破綻した時に、手持ちの国債の損失を保障してもらう保険料のようなもので、そのレートが低いほど安全である。
この指標は格付会社の恣意的な格付けと異なり、金融機関が身銭を切って市場で取引しているものなので、客観的な指標である。
この指標は格付会社の恣意的な格付けと異なり、金融機関が身銭を切って市場で取引しているものなので、客観的な指標である。
2015年3月末現在、米国0.14%、英国0.20%、独0.16%、日本0.37%、仏0.41%、ギリシャ20.32%となっている。
この数字が50%であれば、2年間保険料を払うと破綻した時に補償してもらってトントンとなり、2年に1回破綻するといってもよい。
日本の数字は、270年(1÷0.37=270)で1回デフォルトがあるかないかの程度である。
この指標を知っておくと、日本の財政破綻が近いかどうかが判断できる。
この指標を知っておくと、日本の財政破綻が近いかどうかが判断できる。
もし今、10年以内に日本が破綻すると考える人は、0.37%の保険料を10年間払い続ければよい。
3.7万円支払えば、日本の国債が償還不能になったら、100万円手に入り、27倍の儲けとなる。
3.7万円支払えば、日本の国債が償還不能になったら、100万円手に入り、27倍の儲けとなる。
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