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2015年4月26日日曜日

スイスの地位が著しく向上したのは、第一次世界大戦直後の時期だった。1920年から1938年にかけて、スイスの銀行が管理したオフショア資産(所有者が外国人)の総額は、10倍以上(インフレ調整後)になった。
1920年から1938年にかけて、ヨーロッパの大国の個人資産の総額には、殆ど変化はなかった。
従って、ヨーロッパの家計が自分達の金融資産をスイスに隠した割合は、第一次世界大戦前には、殆ど無視できるレベルだったが、それが大戦後には2.5%にまで急上昇したのである。

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