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2015年9月8日火曜日

中小企業基盤整備機構が運営する「小規模企業共済」は「経営者のための退職金制度」である。
この共済の掛金は、退職金の積立額として所得から全額控除できるので、大変有利な節税が可能となる。
しかも低金利のこの時代に、共済金掛金の利率は1.0%とという高金利での運用が予定されており、実際に平成25年度までの過去5年間の運用実績は平均で2.05%となっている。
元本保証で最も金利が高い円建ての金融商品は日本国債だが、その10年物国債でさえ0.5%以下の低い金利しかつかないので、小規模企業共済の運用利回りの高さが理解できる。
毎年1年分をまつめて前納すると、更に0.5%ほど得する仕組みになっている。
この前納で共済掛金を積み立てたとすると、過去9年間の運用実績は2.5%となったという事になり、10年国債の5倍以上の運用実績となる。

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