アメリカの対イラン外交が、水面下で急接近しており、イランの核武装を事実上容認していると受け取られ、サウジアラビアとイスラエルがアメリカから離反する動きがあるという。
イランが核保有国になると、イスラエルは激しく反発するのは明らかだが、最も恐ろしいのは、サウジアラビアが核保有国になるというシナリオである。
資金のないパキスタンが核開発を実現できたのは、サウジアラビアが資金提供してからである。
つまり、イランが核を持つ事態となれば、パキスタン領域に置いてある核弾頭をサウジアラビア領内に密かに移動すれば、アメリカも阻止ができない。
そしてサウジアラビアが核を持つならと、アラブ首長国連邦やオマーン、カタールもオイルマネーで核弾頭を買い付けることになり、イスラムの核が拡散する事態を招く恐れがある。
アラブの国に、イスラム国が勢力拡大に成功すれば、イスラム国が核を保有するという悪夢のシナリオが成立することになる。
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