Amazon

2015年10月20日火曜日

2014年に日本財託が扱った東京23区の投資用中古ワンルームの平均価格は1432万円で、平均家賃収入は7万7305円だったという。
家賃収入から管理費・修繕積立金、管理手数料を差し引いた平均手取り利回りは5.2%。
提携している金融機関の平均借入金利が2.13%だったとの事から、イールドギャップは3.15%となる。
イールドギャップが3%程度あれば。投資用不動産を長期のローンで購入した場合、家賃収入だけでローンを返済していくことができるという。
また現在のイールドギャップの数値は、過去の数値とほぼ変わっていないという。
例えばリーマンショックで不動産価格が落ち込んだ2008年の場合、投資用中古マンションの平均価格が1188万円、平均家賃収入が7万5150円で、平均手取り利回りは6.16%、当時の霧入れ金利の平均が2.7%で、イールドギャップは3.37%だった。
投資用中古ワンルームマンションの価格は上昇しているが、一方で借入金利が2%前半の水準で推移しているので、イールドギャップが3%確保できることになる。
ちなみに25年前のバブル全盛期には、都内の投資用ワンルームマンションの手取り利回りは1~2%しかなく。物件価格が3000万円以上し、ローン借入金利が8~9%にもなっていて、イールドギャップは▲6%以上になっていたという。

0 件のコメント:

コメントを投稿