原油価格の下落し始めて1年が経つが、アメリカがロシアに経済制裁を加えるため等の陰謀説がある。
しかし、現在、石油の値段が下落しているのは、中国の景気後退が原因で、それによりエネルギーの使用量が減っているからである。
一方で、最大の産油国のサウジアラビアが生産を減らせば価格は上がるのにも関わらず、減産しないのは、「イスラム国」の問題があるからである。
「イスラム国」は石油を売ってテロ資金にしているので、石油の価格が上がれば、彼らのテロ資金が潤沢になってしまうからである。
しかし、中国の経済回復と東南アジアでも石油需要は増えていくので、中長期的には石油の価格は上がるため、原油価格下落は一時的な現象と思われる。
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