イスラム国などのイスラム過激派は、「神の主権」を主張している。
間違いを犯す存在である人間が法律を作るなど、とんでもない間違いであり、民主主義はダメで、神様が主権者であり神は間違えない、という考えに基づいて「シャリーア」(イスラム法)を絶対視する。
間違いを犯す存在である人間が法律を作るなど、とんでもない間違いであり、民主主義はダメで、神様が主権者であり神は間違えない、という考えに基づいて「シャリーア」(イスラム法)を絶対視する。
だから「人権」の反意語は「独裁」ではなく、彼らにとっては「神権」になるのである。
キリスト教とイスラム教の大きな違いは「原罪観の有無」にあり、イスラムは原罪意識の無い楽観的人間観で、神が命じれば聖戦の名の下に、いかなる暴力も許されてしまう。
ウェストファリア条約をきっかけとして「人権」という概念ができたが、イスラム原理主義は、世界の歴史をウェストファリア条約以前の世界に戻そうとしていると考えられる。
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