野蛮人の備忘録
書籍や雑誌を読んで、知り得た事を備忘録としてメモしています。
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2016年3月10日木曜日
英語ならぬ米語を話すのは教養ある人というか、よくお勉強した人という空気が日本にはある。
しかし、同時通訳者として活躍する鳥飼玖美子氏は、「言語は思考、思想そのものだから、その言語を話すということは、少なからず、その言語の元思想を取り込むということ」と指摘する。
さらに「この国で英語公用語論が旺盛なのは、日本が言語を奪われた経験がないからだ。インド人がどれだけの苦しみの中で英語を押し付けられたかということに目を向けるべき」と指摘する。
本物の英語力 (講談社現代新書)
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