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2016年7月29日金曜日

原子爆弾は、原子核の核分裂の仕組みを使っているが、水素爆弾は水素の核融合を利用する。
太陽が熱を出しているのは水素の核融合が起きているからで、原子核を融合させるともの凄いエネルギーが発生、原爆以上の爆発が起こせる。
水素の核融合を起こすためには1億℃以上の熱、あるいは1000億気圧をかける必要があるが、通常の火薬ではできないので、原爆を使用するしかない。
つまり水爆とは、原爆を起爆剤にして高熱・高圧を創り出すことによって、水素の核融合をもたらす仕組みなのである。
アメリカもソ連も水爆を作ったが、あまりにも爆発力が大きすぎて、人間のコントロールができず「使えない兵器」と言われた。
北朝鮮が水爆実験に成功したと発表したが、そもそも地下で爆発させることができるほど、小さな爆発ではない。

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