日本政府は観光立国を目指しており、インバウンドによる消費額は2011年の8135億円から、2013年には1兆4167億円、2014年には2兆278億円と、3年間で2.5倍に急増している。
一方で、日本人の国内旅行については、殆どメディアでも取り上げられないが、2014年の国内旅行の延べ旅行者数は前年比5.7%減の5億9522万人、中でも宿泊旅行は7.2%減の2億9734万人となっている。
人数も減少よりも深刻なのは、消費額の減少ぶりで、2013年の20兆1871億円から2014年には18兆5498億円へと8.1%も減少しているのである。
この消費額は、東日本大震災に見舞われた2011年の19兆4208億円よりも低い水準となっている。
この消費額は、東日本大震災に見舞われた2011年の19兆4208億円よりも低い水準となっている。
インバウンド客はせいぜい3000万人なのに対して、国内宿泊旅行者は3億人であり、消費額もインバウンドの2兆円に対して国内旅行は20兆円規模であり、10倍の市場規模なのである。
日本人の所得減により、余裕が無くなりレジャーに使えるお金が減り、日本人の国内旅行市場は右肩下がりになっている。
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