幸福経済学者のニック・ポータヴィによると、「幸福の計算式」は次の式になるという。
幸福度(1~7の尺度)=β(収入係数)×年収+幸福度に影響を及ぼす出来事+誤差
この計算式の「幸福度」は主観的な尺度なので、同一人物の中での非核となり、一般の人達に1から7までの数字によって自己申告の評価をしてもらう。数字が大きくなるほど幸福度は高い。
「幸福度に影響を及ぼす出来事」というのは、結婚や離婚、出産、死別などの個々人の幸福度に大きな影響を及ぼす様々な事象を指す。
他の要素が一定の場合、収入が1000ポンド増えると「幸福度」の尺度に0.0007ポイントずつ加わる事が実験の結果で分かっている。
独身の人が結婚すると、その出来事によって「幸福度」が平均して、0.134ポイント加わる。
β(収入係数)の値が0.0007なので、独身の人が結婚せずに幸福度を0.134ポイント上げるために必要な収入がくを逆算すると、
0.134÷0.0007×1000ポンド(年収の単位)=約20万ポンドと算定される。
β(収入係数)の値が0.0007なので、独身の人が結婚せずに幸福度を0.134ポイント上げるために必要な収入がくを逆算すると、
0.134÷0.0007×1000ポンド(年収の単位)=約20万ポンドと算定される。
つまり、結婚初年度の降伏の価値は2500万円(論文発表当時のレート)ということになる。
また、離婚した時の精神的苦痛を金銭価値にすると初年度で98万円となる。
他にも、愛する配偶者の死に直面した人が感じる精神的苦痛の値段は3800万円、子供を持つことの値段は初年度で31万円、友人と毎日会うことの値段は一年当たり49万円になるという。
他にも、愛する配偶者の死に直面した人が感じる精神的苦痛の値段は3800万円、子供を持つことの値段は初年度で31万円、友人と毎日会うことの値段は一年当たり49万円になるという。
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