15世紀はスペインとポルトガルの世紀であり、両国は到達した土地をかたっぱしから自分のものにしていった。
東アジアを目指してスペインを出発したコロンブスは、1492年に新大陸(アメリカ大陸)に到達する。
彼は到達した大陸をインディアス(当時のスペインでインド以東を指した地理的概念)であると勘違いし、住んでいた先住民を「インディオ」と呼び植民地にした。
彼は到達した大陸をインディアス(当時のスペインでインド以東を指した地理的概念)であると勘違いし、住んでいた先住民を「インディオ」と呼び植民地にした。
またスペインは別ルートで南米大陸に辿り着いたポルトガルとの間で「トリデシリャス条約」を結び、南北の境界線を引き世界を両国で勝手に二分した。
ポルトガル領は赤色染料が取れる特産「パウ・ブラジル」(炎のように赤い木)から「ブラジル」と名付けられた。
従ってブラジルはポルトガル語を使い、その他の南米大陸の国ではスペイン語を公用語とする国が多いのである。
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