1976年、バンガードは世界初の個人投資家向けインデックスファンド「ファースト・インデックス・インベストメント・トラスト(現バンガード500インデックス・ファンド」)を世に送り出した。
スタンダード&プアーズ(S&P)500指数を構成する全ての銘柄を時価総額加重で組入れ、指数と連動したリターンを目指すという設計だった。
分かり易く説明すれば、個別株を選ぶから、多くの投資家は失敗する。個別株の先を読む事はプロでも難しい。
それならば、「選ばない投資」、すなわち「全部買う」「指数を再現する」という新しい発想の運用法である。
全部買うがこそ、手数料を低く抑えられる仕組みである。
全部買うがこそ、手数料を低く抑えられる仕組みである。
インデックスファンドは当初、市場では「ボーグルの愚行」と笑われたという。
さらにボーグルは、1977年2月の時点で「ノーロード」、つまり販売手数料が無料の販売システムの導入にも踏み切る。
バンガードのマーケティング戦略のモットーは「If you build it, he will come.」(それを作れば、彼はやって来る)だという。
時間はかかったが、投資家は確かにやってきた。
時間はかかったが、投資家は確かにやってきた。
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