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2017年5月30日火曜日

新聞や雑誌の記事で「投資信託を100万円購入して毎年10%で運用すれば、複利効果で20年後に670万円になる」と紹介されている事がある。
もっともらしく聞こえるが、もそもそ「複利」とは投資信託に当てはまらない考え方である。
「複利」とは本来、投資で得られた収益を投資元本に加えて再投資して得られる利回りの事を指す。
元本が保証されており、あらかじめ利回りが決定しているという前提がある金融商品に適用される預貯金に適用される言葉である。
投資信託のように元本が保証されておらず、利回りも定まっていない金融商品に「複利」という概念を用いてはならない。

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