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2017年7月7日金曜日

誘惑に耐え、つらい情動を調整する能力がほかの人よりも優れている人達がいる。
こうした違いが就学前という早い時期から明らかになり、全員ではないにせよ、殆どの人で長年変わることがなく、その違いによって心理的、生物学的にどのような結果がもたらされるのかを障害に渡って十分に予想できる。
意志の力は生まれ持った特性で、十分に持っているか持っていないかのどちらかで、どうにもならないという従来の考え方は間違っている。
認知と情動の両面における自制のスキルは、必要な時にそれを自発的に活性化できるように、身に着けることも高めることも役立てることも可能である。
これを人よりたやすくできる人達がいる。
たとえ生まれつき自制するのが得意あるいは不得意だとしても、私達は自分の自制のスキルを磨くことができるし、子供達がそうするのを助けることもできる。

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