スマートで上品な社会民主主義福祉国家は、だいたいの場合「警察国家」になる。
金持ちから税金をとって、その再配分を政府、つまり官僚が行う。
その為には、官僚は国民一人ひとりの経済状態や生活環境を管理しなくてはならない。
北欧、スイス、英国、アイルランドなどの福祉国家は、どこも国民総背番号制をとっている。
また、スウェーデンは北朝鮮人に査証(ビザ)を要求しない数少ない国の一つである。
第二次大戦中、中立国だったスウェーデンは、外国人を徹底的に監視し、中立を侵害した者を直ちに国外追放にする草の根レベルの密告システムを作っていた。
その伝統が今も生きていて、スウェーデン市民は外国人の活動を当局に報告する習慣が身についているので、ビザなと必要ないのである。
実際に北朝鮮と外国の秘密接触はストックホルムで行われる事が多い。