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2014年11月14日金曜日

「長期投資でリスクが縮小する」とか、市場全体や個別銘柄の将来の株価について「短期ではよく分からないけれども、長期でならある程度予測できる」という考えは誤りである。
運用期間が長期化するほど、将来の不確実性は増していき、期待リターンの上下の幅、つまりリスクも拡大する。
長期投資には、州予期の期待値を稼ぐ効果はあっても、リスク低減効果はない。
資産運用の名著である『ウォール街のランダム・ウォーカー』においてさえも、「投資期間が長期だとリスクが小さくなるので、投資家はより大きなリスクを取ることができる」といった趣旨の明らかな間違いが述べられている。
長期投資におけるメリットは、売買の時に発生するコストが、投資期間が長期化することにより、年率換算では縮小する事である。

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