所得の「上位1%シェア」という数字がある。
これは成人人口のうち1%にあたる高額所得者層に、総個人所得の何%が集中しているかを示す比率で、アメリカの数字を見ると1980年代半ばまで10%以下だったのが、今や20%に近づいている。
これは成人人口のうち1%にあたる高額所得者層に、総個人所得の何%が集中しているかを示す比率で、アメリカの数字を見ると1980年代半ばまで10%以下だったのが、今や20%に近づいている。
日本の数字は戦後ずっと8%前後で、バブル崩壊以後に上昇したが、現在は9%程度である。
ピケティに日本のデータを提供した一橋大学の森口千晶教授によると2012年のデータでは、日本の上位1%のポトムの年収は1270万円になる。
また「上位10%シェア」の場合、そのボトムの年収は580万円となる。
ピケティに日本のデータを提供した一橋大学の森口千晶教授によると2012年のデータでは、日本の上位1%のポトムの年収は1270万円になる。
また「上位10%シェア」の場合、そのボトムの年収は580万円となる。
多くの日本人が、格差が拡大して何億円も稼ぐ億万長者が増えたと思っているが、日本の場合は大金持が増えている訳ではなく、高所得層の下部というか中所得層の上部が膨らんでいるのである。
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