ピケティは、資本主義社会では大戦争以外で格差が本格的に縮まることはなく、20世紀に格差が酷くならなかったのは、2つの大戦争があったからであり、大戦争に代わる強権発動が必要と主張している。
ピケティの主張のポイントは、格差是正の方策で、現在の国家を超える「超国家」による再配分を提起している。
ピケティは、国家的もしくは超国家的な世界的規模の権力執行機関によって、大金持が国内外に持つ資産から負債を引いた上で、「資本税」を取って経済格差の拡大を抑えるべきと主張している。
ピケティは、国家的もしくは超国家的な世界的規模の権力執行機関によって、大金持が国内外に持つ資産から負債を引いた上で、「資本税」を取って経済格差の拡大を抑えるべきと主張している。
しかし国家を運営する官僚に強大な権力を握らせてしまうと、かつてのソ連やマチスドイツのようになる危険があり、ピケティの世界はファシズムみたいなものになる可能性がある。
『21世紀の資本』は『資本論』とは全然違う考え方であり、むしろムッソリーニに近い強い国家による統制を目指す考え方である。
『21世紀の資本』は『資本論』とは全然違う考え方であり、むしろムッソリーニに近い強い国家による統制を目指す考え方である。
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