フランスのエマニュエル・トッドという人口学者が、少子高齢化の構造を分析したところ、女性の識字率向上のためで、学歴が高くなればなるほど少子化が進む事が分かった。
だから「産めよ育てよ」という形の政策は、裏を返せば女性の教育水準を下げろということになり、IS(イスラム国)がなぜ女性に教育をさせないか、彼らは経験的に人口を増やすには教育が邪魔をするという事を経験的に知っているのである。
ちなみに「産めよ増やせよ」というのは、太平洋戦争が始まる1941年に閣議決定された人口政策のスローガンである。
「女性活躍担当大臣」などというキテレツなポストまで作り、安倍内閣が盛んに強調する「女性の活用」というフレーズは、極端な男性優位主義が背景にチラつく。
活用させられる対象になっている側からすると、何かを活用するというのは無礼極まりない。
活用させられる対象になっている側からすると、何かを活用するというのは無礼極まりない。
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