アメリカのマンハッタン島に植民したのはオランダ人で、彼らは先住民と島の売却を交渉し、僅かな宝石と引き換えにマンハッタン島を購入した。
このエピソードは、先住民を騙してオランダ人にとって有利な取引だとされていたが、実はこの時の宝石を現金に換えて銀行に預金していたら、福利で増え続け、現在のマンハッタン島全体の地価とほぼ等しくなった、という計算をした経済学者もいる。
そう考えると、当時の取引は妥当な取引だったのかもしれない。
ちなみに、オランダ人達は先住民の襲撃に備えて壁を建設し、その壁の横でやがて株取引が始まることになる。
これが現在のニューヨークの「ウォール街」である。
これが現在のニューヨークの「ウォール街」である。
オランダ人がこの島を持っていた時の地名は「ニューアムステルダム」だったが、オランダが戦争でイギリスに敗北した際に、この土地を手放し、地名が英語の「ニューヨーク」に代わった。
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