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2016年2月19日金曜日

IQや学力テストで計測される認知能力よりも、非認知能力の形成は、将来の年収、学歴や就業形態などの労働市場における成果にも大きく影響することが明らかになっている。
<非認知能力>
自己意識:自分に対する自信がある、やり抜く力がある
意欲:やる気がある。意欲的である
忍耐力:忍耐強い、粘り強い、根気がある、気概がある
自制心:意志力が強い、精神力が強い、自制心がある
メタ認知スタラテジー:理解度を把握する、自分の状況を把握する
社会的適性:リーダーシップがある、社会性がある
回復力と対処能力:ずくに立ち直る、うまく対応する
創造性:創造性に富む、工夫する
性格的な特性:神経質、外交的、好奇心が強い、協調性がある、誠実
シカゴ大学のヘックマン教授は、米国の一般教育終了検定を分析した結果、高校に通わずに一般教育終了検定に合格した生徒は、高校を卒業した生徒に比べて、年収や就職率が低い傾向にあることが分かった。
ヘックマン教授は、学力テストでは計測することができない木認知能力が、人生の成功において極めて重要であることを強調している。
また、誠実さ、忍耐強さ、社交性、好奇心の強さなどの非認知能力は、人から学び、獲得するものであり、学校とは教員や同級生から勉強以外の多くの事を学び、「非認知能力」を培う場所なのである。

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