新潟大学の北條准教授らの研究で、子供の学力の50%が家庭や子供本人の要因で無決定される事が分かった。
さらには、学力には遺伝の影響も大きいことが分かっており、九州大学の行動遺伝学が専門の山形准教授らの研究では、中学3年生時点の子供の学力の35%は遺伝によって説明できることが明らかとなった。
「どういう学校に行っているか」と同じくらい、「どういう親のもとに生まれ、育てられたか」ということが学力に与える影響は大きいのである。
文部科学省が毎年実施している「全国学力・学習状況調査」の県別順位は、単に子供の家庭資源の県別順位を表しているにすぎない可能性がある。
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