高層階に居住することが子供や母親にとって不健康な影響をもたらすという科学的な調査データが存在する。
東海大学医学部公衆衛生学(逢坂文夫・講師)が1995年~1998年にかけて厚生省の依頼による調査は衝撃的な結果となった。
この調査は横浜市内の3ヶ所の保育所で、第一子に4ヶ月健診を受信させた母親へアンケート用紙を配布し、2344人の有効回答を得た調査である。
調査によると、小学生のアレルギー陽性反応は戸建住宅が27%なのに対して、マシンションは46%、アレルギー疾患は階層が高くなるほど増える傾向にあった。
また、1995年に横浜在住の母親1600人に行ったアンケート調査では、年齢を問わず10階以上の高層に住んでいる女性の38.9%で流産を経験しているにも関わらず、1~2階は6.88%、3~5階は5.6%だった。
つまり、10階以上の高層階に住んだ場合、5階以下に住む場合と比べて流産の可能性は5~7倍高くなるということになる。
つまり、10階以上の高層階に住んだ場合、5階以下に住む場合と比べて流産の可能性は5~7倍高くなるということになる。
更に「33歳以上で10階以上」に居住の場合は、「27歳以下で1~2階」の居住に比べて、流産率は12倍以上という結果となっている。
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