パソナの竹中平蔵会長は、産業競争力会議のメンバーとして、「労働移動支援助成金」の増額に取り組んだ。
これはリストラする社員の再就職支援にかかる企業の経費を政府が補填する助成制度で、「リストラ助成金」と言われる。
天下り官僚の人材バンク事業をはじめ、長年にわたって再就職事業を手掛けてきたパソナにとって重要な政策である。
2013年3月15日の産業競争力会議で、竹中会長は「労働移動に助成金を出すことは大変重要。是非大規模にゃって欲しい。いまは雇用調整助成金土佐有働異動への助成金の予算額が千対五くらいだが、それを一気に逆転するようなイメージで・・・」と提言している。
そして、大幅な助成金の増額が2014年度予算に盛り込まれ、前年度予算の2億円から301億円と150倍に拡大された。
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