海戦において技術の進歩が戦い方を一変させるのに、日本海軍は付いていけなかった。
第一次世界大戦では、「通商破壊」とそれに対するシーレーン防衛が、重要な戦略となった。
イギリスに対して海軍力で劣るドイツは、潜水艦や軽巡洋艦で、イギリスの輸送船を攻撃する。つまりシーレーンを攻撃することで、兵力、物資に多大な影響を与えるだけではなく、イギリス側はシーレーンの防衛に相当の戦力を割かねばならなくなった。
第二次大戦では、アメリカも日本に対して、徹底的な通称破壊を行っている。
イギリスに対して海軍力で劣るドイツは、潜水艦や軽巡洋艦で、イギリスの輸送船を攻撃する。つまりシーレーンを攻撃することで、兵力、物資に多大な影響を与えるだけではなく、イギリス側はシーレーンの防衛に相当の戦力を割かねばならなくなった。
第二次大戦では、アメリカも日本に対して、徹底的な通称破壊を行っている。
ところが日本海軍では、通商破壊という発想は全くなかった。
理由は、海軍には戦闘における各艦の論功行賞をハッキリさせるための点数制があり、戦艦や空母を沈めれば50点、巡洋艦なら30点、これに対して輸送船は5点しかなく、輸送船を攻撃するインセンティブが無かったのである。
理由は、海軍には戦闘における各艦の論功行賞をハッキリさせるための点数制があり、戦艦や空母を沈めれば50点、巡洋艦なら30点、これに対して輸送船は5点しかなく、輸送船を攻撃するインセンティブが無かったのである。
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