日本陸軍には、派遣参謀という制度があり、参謀総長の命を受けた参謀が、前線に派遣されて陣頭指揮を執ることができた。
派遣参謀は中佐くらいにもかかわらず、将官である軍司令官よりも現場の参謀長よりも遥かに上の権限を持っていて、参謀の勝手なふるまいが許されるようになってしまった。
しかも失敗しても参謀は責任を取らなくてもよかった。
しかも失敗しても参謀は責任を取らなくてもよかった。
最悪の例が辻政信で、中央に返り咲いた辻は、ガダルカナルの戦いでもビルマ戦線でも、派遣参謀の地位を利用して愚かな作戦を強要した。
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