国税庁は4段階のピラミッドになっている。
一番下は高卒以上を対象にした「税務署員採用試験」に合格した者達で、国税庁内部では「普通科」と呼ばれている。
その次の段が大卒以上を対象にした「国税専門官採用試験」に合格した者達で、国税庁内部では「専科」と呼ばれている。
国税職員の98%は、この普通科と専科で占められており、彼らが国税庁の実務を担当しているノンキャリアの職員である。
普通科と専科は高卒と大卒の違いはあるものの、待遇や出世などには、それほど大きな違いはない。
ピラミッドの下から3段目に位置するのは、旧国家Ⅰ種試験に合格した国税庁採用のキャリア組であり、国税庁の中だけで勤務する。
そしてピラミッドの頂点に位置するのは、旧国家Ⅰ種試験(現「総合職試験」)に合格し、財務省に入省した者達である。
彼らは財務省のキャリア官僚であり、国税庁の専任ではないが、国税庁のトップに君臨し、実質的に国税庁を支配している。
彼らは財務省のキャリア官僚であり、国税庁の専任ではないが、国税庁のトップに君臨し、実質的に国税庁を支配している。
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