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2016年12月1日木曜日

国税職員のノンキャリアには、なぜ大卒と高卒の違いがあまりないかというと、トップのキャリア官僚たちにとってノンキャリアの待遇などどうでもいい事だからなのだといえる。
ノンキャリアの出世などというのは、たかが知れており、どちらが早いか遅いかなど、大勢に全く影響しないからである。
以前は国税のノンキャリア職員の採用は、高卒対象の「普通科」だけだったが、1970年から大卒対象の国税専門官という枠が設けられた。
当時の税務署員というのは、有名大学に入れる実力がありながら、家庭の都合で高卒で就職するものが公務員試験に集まった。
その優秀なノンキャリア達がキャリアに楯突くようになったので、自分達に向けられた矛先を大卒のノンキャリアに向かわせようとしたという逸話があるという。
官僚機構というのは、全体的に「キャリア官僚を守るため」に作れている。

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