ロシア語で「精神的に近い民族」という表現がされることがある。
これを言い換えると、「正教徒が主流である民族」という意味である。
これを言い換えると、「正教徒が主流である民族」という意味である。
カトリック教会が、ローマ教皇の指揮命令に下部の教会は服従しなくてはならないのに対して、正教会は「のれん分け」に近いイメージで理解できる。
ロシア正教会には総主教、ギリシャ正教会やブルガリア正教会には大主教、日本ハリストス正教会には府主教がいるが、それぞれは「のれん分け」で自分の教会を構えており、他協会の指揮命令に従う必要はない。
19世紀に近代ギリシャ国家が建設される際に、正教会はギリシャ人という民族を形成する中核的な役割を果たし、ギリシャ国内全てに正教会があり、ギリシャ人のアイデンティテイと密接に結びついている。
ロシアのプーチン大統領が2016年5月27日に、ギリシャを訪問し、チプラス首相との会談の翌日に、正教の聖地アトス山を訪問している。
プーチン大統領は、ロシア正教の宗教的側面を重視する思考を持っていると理解できる。
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