今後、中国の海洋への膨張が止まる可能性がある理由の一つとして、中国海軍の実力不足がある。
中国陸軍は朝鮮戦争でアメリカと戦った経験があるが、中国海軍は15世紀の鄭和の大航海後は、日清戦争の黄海海戦(1894年)くらいで、実に120年以上のブランクがあり歴史的にも実践不足である。
例えば、中国が所有している「遼寧(旧ワリヤーグ)」は飛行甲板の前方が上に反っているが、これは搭載機を発信させるカタパルト技術がないからである。
カタパルト技術を把握しているのは、アメリカとイギリスだけであり、中国は甲板を反らせて発信させるスキージャンプ台式を採用したが、今後、訓練の過程では戦闘機が頻繁に墜落する事も有り得る。
カタパルト技術を把握しているのは、アメリカとイギリスだけであり、中国は甲板を反らせて発信させるスキージャンプ台式を採用したが、今後、訓練の過程では戦闘機が頻繁に墜落する事も有り得る。
さらに現在、中国は巨額の予算を費やして二隻目の航空母艦を建造中だが、新しい空母が完成する頃には、無人飛行機が更に発展し、第7世代の戦闘機の登場により、航空母艦は単なる大きい標的になりかねない。
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