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2017年6月26日月曜日

日本の現在の法人税実効税率は29.97%であり、フランス33.33%、ドイツ29.72%のように欧州並みに高い法人税を、日本企業は負担していると言われる。
しかし、欧州では社会保険料の企業負担がもの凄く高い。
例えばスウェーデンでは、年金・医療・介護・失業などの社会保険料を、個人は給与所得の7%を負担するが、企業は給与支払い総額の28.6%を負担している。
現時点の日本社会保険料は、厚生年金が年収の18.182%、全国健康保険協会管掌健康保険料で介護保険第2被保険者に該当する場合、東京都では11.54%、雇用保険料が0.8%(失業給付分のみ)となっており、合計の輪検量は30.522%とスウェーデンに近い高さになっている。
しかし、この保険料を労使折半するので、労働者も企業の負担も15.261%ということになる。
スウェーデンの労働者は、日本の労働者の半分しか社会保険料を負担していないのに、スウェーデンの企業は日本企業の2倍の社会保険料を負担している。

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