フィリピンは世界有数の労働力を輸出する国であり、海外で暮らすフィリピン人は1000万人を超えている。
最新の政府の発表では、2013年時点で1024万人となっている。このうち永住者は487万人。
これはフィリピンの総人口の実に1割に相当する人が海外で暮らしていることを意味する。
海外出稼ぎフィリピン人による海外送金は、国内に残された家族の生活を支えるためになくてはならない存在となっている。
フィリピン中央銀行によると、送金額は2005年に年間100億ドルを超え、2015年には年間260億ドルに達し、フィリピンの名目GDPの1割の規模に相当する。
フィリピン中央銀行によると、送金額は2005年に年間100億ドルを超え、2015年には年間260億ドルに達し、フィリピンの名目GDPの1割の規模に相当する。
世界的にもフィリピンの送金額は経済規模対比で際立っており、労働力の輸出はフィリピン独自の成長モデルとなっている。
<送金額の国債比較>(世界銀行)
送金額(億ドル) 名目GDP対比
インド 689 3.3%
中国 639 0.6%
フィリピン 285 9.8%
メキシコ 262 2.3%
フランス 233 1.0%
ナイジェリア 205 4.3%
パキスタン 193 7.2%
エジプト 183 5.5%
バングラデシュ 154 7.9%
ドイツ 154 0.5%
送金額(億ドル) 名目GDP対比
インド 689 3.3%
中国 639 0.6%
フィリピン 285 9.8%
メキシコ 262 2.3%
フランス 233 1.0%
ナイジェリア 205 4.3%
パキスタン 193 7.2%
エジプト 183 5.5%
バングラデシュ 154 7.9%
ドイツ 154 0.5%
0 件のコメント:
コメントを投稿