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2017年8月13日日曜日

フィリピン経済の特徴は、高度成長の牽引役を見ると理解できる。
フィリピン経済はサービス業の比率が6割と非常に高く、製造業等の鉱工業は3割、農林水産業は1割となっている。
21世紀に入ってからの産業別のGDP構成比の推移を見ても、農林水産暁の比率が低下する中、サービス業の比率が高まっており、サービス業が経済成長を牽引してきている。
また、GDPを需要項目別に分類し、経済活動が何に支えられているかを確認すると、フィリピン経済は、個人消費がGDP全体の7割を占め非常にたかくなっており、逆に投資の比率は2割と必ずしも高くない。
近年の経済成長についても、6%程度の成長率に対して、個人消費の寄与度は4%となっており、個人消費が成長を牽引している事が分かる。
フィリピンは輸出依存度が他の東アジア諸国と比べるとかなり低く、内需主導型の経済と言える。

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