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2017年8月15日火曜日

フィリピンは中国を脅威として認識し、安全保障の面で米国と連繋強化を図るにしても、経済への影響を考えると、中国との関係を無視する事はできない。
近年のフィリピンの貿易構造をみると、中国からの輸入は輸入総額の15%程度を占めており、相手国ではトップとなっている。
また中国向け輸出は、輸出総額の10%程度を占めており、日本向け米国向けに次ぐ規模となっている。
フィリピンにとって中国は、重要な貿易パートナーであり、インフラ不足に悩むフィリピンは、AIIBへの参加に関して当初、南シナ海の問題を考慮して設立協定への署名を留保していたが、最終的には署名を決定している。

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