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2017年12月17日日曜日

日本の投資信託のコストは米国に比べて割高となっている。
金融庁の「金融レポート(2016年9月)」の「規模の大きい投資信託の日米比較(純資産額上位5銘柄)」によると、日本では上位5銘柄が全てアクティブファンドとなっている。
一方で米国は上位5銘柄の殆どがインデックスファンドとなっている。
購入手数料については、日本が平均3.20%に対して、米国は平均0.59%である。
運用管理費用(信託報酬)については、日本が平均年率1.53%に対して米国では平均年率0.28%なっている。
ちなみに、日本株式インデックスファンドの「eMAXIS Slim 国内株式インデックス」の信託報酬は年率0.18%だから、日本の一般的なアクティブファンドを買っていると、単純計算で8.5倍もの手数料が毎日、投資信託の信託財産の中から抜き取られているのである。
アクティブファンドがインデックスファンドに負けてしまう一番の理由が、手数料が高い事なのである。

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