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2017年12月17日日曜日

過去28年間におけるS&P500のリターンは、複利で年11%となる。
28年は1万227日だが、このうちデイリーベースで最も高い値上がりをした10日間を外して年平均リターンを計算すると、年8%に落ちてしまう。
更に最高の値上がりをした30日を外すと年平均リターンは6%未満になってしまう。
1万227日のうち10日間を捉えられる確率は1%にも満たない。
28年間のうち10日間の急上昇に載れないと、リターンは大幅に落ちてしまうのである。
相場の状況を見ながら、上昇と下落のタイミングを当てにいく投資法に「タイミング投資」という手法があるが、データで見る限り、タイミング投資で成功する確率は極めて低い。
唯一、この1%に満たない急上昇の10日を外さない方法は、長期間に渡って積立投資を継続することである。
長期に渡って積立投資を継続することが、資産形成の第一歩である。

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