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2014年6月29日日曜日

かつては単なる出納係や事務員だった銀行家が、富裕層の仲間入りをするきっかけを作ったのは、第二次大戦後の10年間に現れた3人の存在だった。

彼ら3人はアメリカの東海岸のホストんからボルティモアまで、距離にして800キロも離れていない範囲に住んでいた。

1人目は47歳のジャーナリストのアルフレッド・ウィンズロー・ジョーンズで、1949年にヘッジファンドの概念を考案した。

2人目はフランス出身のジョルジュ・ドゥリオで、ハーバードビジネススクールの教授だった。
彼は1946年に復員軍人によって立ち上げられた事業に個人投資を促す方法として、ベンチャーキャピタルの概念を考案した。

3人目はヴィクター・ポスナーで、高校を中退していたが、1950年代に先駆けて敵対的買収会社(現在はプライベート・エクイティと穏やかな名称で呼ばれる)を経営し始めた。

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