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2014年9月8日月曜日

1992年にマーストリヒト条約で、ユーロへの参加条件が2つ決まった。
・単年度の政府の赤字額が対GDP比で3%以内
・累積赤字額は対GDP比の60%以内
米国の2015年会計年度の財政赤字がGDP比マイナス3.1%なので、この厳しい条件は、米国でもクリアできない。
ちなみに、日本もユーロに入る事はできない。
日本の名目GDP(2013年) 478兆円
累積赤字(2013年末) 1018兆円
単年度赤字額(2012年度決算) 51兆円
つまり、単年度の対GDP比の赤字額は10.7%、対GDP比の累積赤字額は213%となり、恥ずかしくて参加申請できないレベルである。
日本がユーロに加入するためには、まずは毎年の赤字額を14兆円に抑え込まねばならない。

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