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2014年9月7日日曜日

戦争中の日本の保守思想というのは「混合民族説」で、多民族を認めていた。
実は、「単一民族説」というのは、戦後出て来た神話なのである。
単一民族説では、日本人、漢人、朝鮮人、満州人、蒙古人の「五族協和」ができなくなるからである。
日本の戦前の国定教科書では、「日本は多民族国家で、内地臣民と外地臣民がいて、外地臣民には台湾人や朝鮮人がいる」と書いていた。

単一民族神話の起源―「日本人」の自画像の系譜

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