今から30年くらい前までは、ルネサンスと宗教改革は、近世もしくは近代に分類されていた。
しかし今の高校の教科書では、そのあたりがあいまいになっている。
しかし今の高校の教科書では、そのあたりがあいまいになっている。
岩波書店の『講座世界歴史』には1969年から71年に出た本と1990年代半ばに出た本の二種類あるが、後者は時代区分がされておらず通史という考え方を否定しているので、外交官には役に立たない。
通史や時代区分というものは、欧米の帝国主義が力を持って歴史を裁断していった歴史観に過ぎない、という考え方になっている。
通史や時代区分というものは、欧米の帝国主義が力を持って歴史を裁断していった歴史観に過ぎない、という考え方になっている。
ロシアの歴史教科書は今でも時代区分をしている。
ソ連時代から時代区分は変わらず、ルネサンスも宗教改革も中世になっている。
中世と近世の境界線は1648年で、要するに30年戦争ほ終結してウェストファリア体制が成立することによって、国際関係は宗教ではなく、国家という要因で動くようになり、その結果、近代的な国際法が昨日し始めた。
以上の理由から中世と近世の境目は1648年に置くという考え方である。
ソ連時代から時代区分は変わらず、ルネサンスも宗教改革も中世になっている。
中世と近世の境界線は1648年で、要するに30年戦争ほ終結してウェストファリア体制が成立することによって、国際関係は宗教ではなく、国家という要因で動くようになり、その結果、近代的な国際法が昨日し始めた。
以上の理由から中世と近世の境目は1648年に置くという考え方である。
宗教が基準で動いていた時代と、国家が基準で動くようになる時代の境目はウェストファリア体制である。
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